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2011-12-02
洪水時のバンコク訪問記(3)
サワディ・クラプ 新宿校インターン アイスマンです。前回からの続きです。
通勤通学帰りのコンタイで一杯の電車の中でもスーツケースの行方が気になります。
やがてエアポートリンクの終点、スワンナプーム駅に着き、改札へと向かいます。
もちろん、そこには我がスーツケースは見当たりません。切符売場は窓口に1人しか人が居らず、
案内で手一杯な様で声をかけることが出来ません。
ヨハン・シュトラウス 「ライフ・イズ・ダンス」R. N. C. ボクサ編曲
しかし、改札に向かって右側に小さな受付があり、制服姿も凛々しいプーインコンタイが二人座っています。
写真を取ったのは、彼女達のすぐ側でした。おそるおそる近づいて英語で「スーツケースを忘れた」と伝えました。パーサータイでいえなかったのは残念ですが、なにしろ慌てていたので、まだ英語の方が状況説明を正しく出来たのです。すると、すぐに彼女はにこやかに笑って見せ、手に持ったトランシーバーでどこやらに連絡を取ります。聞こえてくるタイ語の単語からどうやら忘れ物の預かり所がある様子は分かりました。忘れた時間や、スーツケースの大きさなどを伝えたら、手まねで奥の方へ行け、と言います。言われるままに、切符売場の裏手の閑散としている通路に行くと、その女性は大きく腕を回して「奥へ行け」と示します。
早朝 カオサンから見た王宮方面
100メートルほど先に小さく同じような制服を着た人物が見えたので、そこに向かって歩いていきます。
誰もいない広い建物を歩きながら「どうか自分の荷物が届いていますように」と祈らずにいられません。
暫く歩くと正面にやはり女性の係員がいました。彼女に挨拶をして、いわれるまま、更に奥の事務所の入口まで連れて行かれます。そのドアの前で再びトランシーバーでやり取りがあった後、おもむろにドアが開き、これまた3人の係員が姿を現します。今度は男性二人、女性一人でした。まだ、荷物は出てきません。
王宮前広場 芝生がきれいでした。
女性に荷物の色、特徴、荷物の番号などを聞かれましたが、色と大きさを身振りで説明するのが精一杯です。
後で搭乗便の番号のタグがついていたのを見て、この番号を聞いていたのかとやっと分かりました。
スーツケースにはマーブンクローンで買ったタイ国旗の色と同じ3色のバンドを巻いていたので、それも伝えました。
必死な様子がおかしかったのか、皆さん優しい笑顔です。5分ほど説明をしていたところ、ようやく「これですか?」と小さなスーツケースが奥から出てきました。
間違いなく自分のドンキで買ったスーツケースでした。この時も「ここがタイで良かった。コンタイ、ムアンタイ、チョープマアクマアク」と心から思いました。
書類にパスポートの番号と署名をして、ワイをしながらお礼を伝えました。すると、係員が荷物と私と一緒に記念撮影をすると言います。記念と言うよりも証拠写真ですが、自分でも恥ずかしいくらいの複雑な表情でポーズを取ったのでした。
まずは同行者に「無事に届けられていました」と電話連絡をし、彼らにも安心してもらいました。先ほど案内してくれた女性にも挨拶をして、来たときと同じようにパヤタイ駅まで向かい、そこからタクシーで再びホテルに
向かったのでした。
王宮前の通り ニュースと違って水は来ていませんでした。
海外でスーツケースをなくすと出てこないことがほとんどだと聞いていましたが、今回は幸にも無事に出てきました。タイ国の人の親切と笑顔に旅が台無しにならずに済みました。どこかで荷物を忘れた日本人として写真が流出してたとしても笑って見ることが出来るでしょう。コップクンマアクマアクナクラッブ。
続く
通勤通学帰りのコンタイで一杯の電車の中でもスーツケースの行方が気になります。
やがてエアポートリンクの終点、スワンナプーム駅に着き、改札へと向かいます。
もちろん、そこには我がスーツケースは見当たりません。切符売場は窓口に1人しか人が居らず、
案内で手一杯な様で声をかけることが出来ません。
ヨハン・シュトラウス 「ライフ・イズ・ダンス」R. N. C. ボクサ編曲
しかし、改札に向かって右側に小さな受付があり、制服姿も凛々しいプーインコンタイが二人座っています。
写真を取ったのは、彼女達のすぐ側でした。おそるおそる近づいて英語で「スーツケースを忘れた」と伝えました。パーサータイでいえなかったのは残念ですが、なにしろ慌てていたので、まだ英語の方が状況説明を正しく出来たのです。すると、すぐに彼女はにこやかに笑って見せ、手に持ったトランシーバーでどこやらに連絡を取ります。聞こえてくるタイ語の単語からどうやら忘れ物の預かり所がある様子は分かりました。忘れた時間や、スーツケースの大きさなどを伝えたら、手まねで奥の方へ行け、と言います。言われるままに、切符売場の裏手の閑散としている通路に行くと、その女性は大きく腕を回して「奥へ行け」と示します。
早朝 カオサンから見た王宮方面

100メートルほど先に小さく同じような制服を着た人物が見えたので、そこに向かって歩いていきます。
誰もいない広い建物を歩きながら「どうか自分の荷物が届いていますように」と祈らずにいられません。
暫く歩くと正面にやはり女性の係員がいました。彼女に挨拶をして、いわれるまま、更に奥の事務所の入口まで連れて行かれます。そのドアの前で再びトランシーバーでやり取りがあった後、おもむろにドアが開き、これまた3人の係員が姿を現します。今度は男性二人、女性一人でした。まだ、荷物は出てきません。
王宮前広場 芝生がきれいでした。

女性に荷物の色、特徴、荷物の番号などを聞かれましたが、色と大きさを身振りで説明するのが精一杯です。
後で搭乗便の番号のタグがついていたのを見て、この番号を聞いていたのかとやっと分かりました。
スーツケースにはマーブンクローンで買ったタイ国旗の色と同じ3色のバンドを巻いていたので、それも伝えました。
必死な様子がおかしかったのか、皆さん優しい笑顔です。5分ほど説明をしていたところ、ようやく「これですか?」と小さなスーツケースが奥から出てきました。
間違いなく自分のドンキで買ったスーツケースでした。この時も「ここがタイで良かった。コンタイ、ムアンタイ、チョープマアクマアク」と心から思いました。
書類にパスポートの番号と署名をして、ワイをしながらお礼を伝えました。すると、係員が荷物と私と一緒に記念撮影をすると言います。記念と言うよりも証拠写真ですが、自分でも恥ずかしいくらいの複雑な表情でポーズを取ったのでした。
まずは同行者に「無事に届けられていました」と電話連絡をし、彼らにも安心してもらいました。先ほど案内してくれた女性にも挨拶をして、来たときと同じようにパヤタイ駅まで向かい、そこからタクシーで再びホテルに
向かったのでした。
王宮前の通り ニュースと違って水は来ていませんでした。

海外でスーツケースをなくすと出てこないことがほとんどだと聞いていましたが、今回は幸にも無事に出てきました。タイ国の人の親切と笑顔に旅が台無しにならずに済みました。どこかで荷物を忘れた日本人として写真が流出してたとしても笑って見ることが出来るでしょう。コップクンマアクマアクナクラッブ。
続く
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